6月下旬から蒸し暑い日が続いていますが、如何お過ごしでございますか。
昨年友人を故郷の埼玉県北部に案内し、その一環で深谷市にある渋沢栄一の生家に行きましたら改修工事中でした。直近で調べたら8月10日にリニューアルオープンされます。ついでながら渋沢栄一の肖像画の新1万円札は来年7月に発行されるそうです。
高校1年の秋に初めてバレーボールをはじめました。卒業してみると、良い先生の指導と人の繋がりに感謝しています。
渋沢栄一生誕の深谷は、バレーボールでは、先輩のMさんが春高バレー、インターハイと複数回全国制覇に導いた深谷高校があり、また同期のH君が23年間にわたって女子バレーボール監督を務めた東芝深谷工場(事業所)があります。同工場は1965年(昭和40年)にカラーテレビ工場としてスタートし、最盛期は7000人の従業員を擁していたそうです。一昨年閉鎖されました。
「夏草や兵どもが夢の跡」芭蕉
東芝の歴史は1875年(明治8年)に新橋に電信機工場が創設されたことにはじまり、戦後は、石坂泰三、土光敏夫と二人の経団連会長を輩出、1960年(昭和35年)の日本の会社ベスト100社(会社の寿命、昭和59年)では、日立製作所、八幡製鉄に次いで3位でありました。(王子製紙87位)
2006年に原子力事業強化の目的でウエスティングハウスグループを買収しましたが、1兆円を超える損失が発生し、半導体メモリーや医療機器、家電など優良子会社や事業を売却しました。また増資に応じたアクティビスト(ものいう株主)を抱えて長い間経営が混乱していました。
これから日本産業パートナーズなど国内投資ファンドによって株式の公開買い付け(TOB)が行われ、TOBが成立すれば非上場企業として中長期の視点で企業価値向上を目指して再出発することになるでしょう。
日本の男子バレーボールは金メダルをとった49年前のミュンヘン五輪以降低迷してきましたが、海外に出て活躍する選手もでてきて、蘇ってきました。
ネーションズ・リーグ注目です。東芝の蘇生も注目です、期待しましょう。
沖縄でコロナ感染者が急増してきました。2類から5類に人為的に区分を変更しましたが、コロナは変わっていないでしょう。ご自愛ください。