23年8月

バイデン大統領は「熱波で危険警報」、国連事務総長は「地球沸騰の時代の到来」、東京でも連日猛暑いが続いていますが、いかがお過ごしでございますか。

4年ぶりに春日井市王子製紙が都市対抗野球に出場してベスト4まで勝ちすすみ、後楽園ドームでの応援と祝勝会を楽しませていただきました。

 

さて、あまり得意ではありませんがデジタルに関わる話題をとりあげてみたいと思います。

来年秋に健康保険証を廃止してマイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証利用)に一本化することが政治の問題になっています。2021年にデジタル庁ができて、デジタル行政とか、デジタル社会の実現とか盛んにデジタルと叫ばれ、マイナカードはその象徴の感があります。健康保険は国民の義務ですがマイナカードは任意なので、その辺に無理をしているように見えます。

国民一人一人に個人番号を付けて税と社会保障だけでなく、健康保険や、次には運転免許証他も一元的にコンピュータ(デジタル)管理していきましょうということのようです。

 

次は、米国シリコンバレーでデジタル地図分野のスタートアップ企業「キー・ホール社」がグーグルに買収され、グーグルマップ、グーグルアースを開発して世界的な成功を得るまでの軌跡を描いた「NEVER LOST AGAIN」の物語です。

前半は、ジョン・ハンケが5人で起業して5年後にグーグルに買収されるまでが描かれていて、とてもエキサイティングです。後半はジョンがグーグルのジオチームのリーダーになって大胆に投資していきます。

起業してしばらくして資金調達に苦戦して倒産寸前という状況になりましたが、会社を存続させるために給料を返上するメンバーもいました。ジョンと仲間の信頼関係に感動します。

尚、ジョンは買収されてから10年後に退社し、「ポケモンGO」を制作しています

 

マイナンバーの議論は以前からありましたが、行政の効率化と個人情報保護の観点で世論の合意形成に時間を要しています。

日本ではバブル崩壊から失われた10年と言われた2000年前後、米国ではグーグル、アップル等が時代を切り開き、日本はデジタル敗戦と言われました。

 

 

友人の東京王友会員がコロナに罹りました。まだまだご注意ください。